希望の党の公約まとめ!衆議院選挙に向けて。
おはようございます、JOYです。
今月22日に衆議院選挙が行われます。
今回は新しく発足した「希望の党」の公約を分かりやすくまとめてみたいと思います。
内容は全て希望の党HPより引用しています
前回、自民党の公約もまとめてみたので、合わせて読んでみて下さい↓
希望の党の重点公約
①消費税10%の凍結
2年後の増税を凍結。代わりの財源として歳出削減や、企業が抱える300兆円と言われる*内部留保に課税をすることを検討する。
(内部留保=企業が獲得した利益の内、社外への流出分を除いた、社内に蓄積された部分のこと)
②議員数・議員報酬の削減
タイトル通りですが、具体的な削減数や削減額は提示されていません。
その他に一院制(衆議院参議院の統合)の実現を掲げています。
③ポストアベノミクスの経済政策
規制・税制改革を大胆に行い、経済の自立的成長を促す。特に医療や、IoT分野のイノベーションに力を入れる。
また、ベーシックインカムの導入を本気で検討するようです。
④原発ゼロ
2030年までに原発をゼロに。再生可能エネルギーの比率を30%にする。
⑤雇用・教育・福祉の充実
保育園・幼稚園の無償化。給付型奨学金の拡充を行う。
医療・介護・障害福祉に関する世帯ごとの自己負担額を合算し、上限額以上の支払いを免除する「総合合算制度」の導入。
⑥憲法改正
自衛隊、地方分権、原発ゼロ、国民の知る権利を憲法にて明確化する。
以上になります。
所感
やろうとしている方向性は自民党の公約と似ているなぁと感じました。
大きな違いと言えば、増税と原発に関することくらいでしょうか。
公約としては、至極まっとうな事を謳っていますが、その達成手段についてはいささか疑問が残る内容もありました。
ベーシックインカムや一院制などは、どのくらい実現性があるのかわかりません。かなりハードルが高いとみられます。
また公約の中には、ニュースでも話題となった「12のゼロ」というのも打ち出しています。
その中には「花粉症ゼロ」や「満員電車ゼロ」など、どこまで本気で言っているのかわからない内容も含まれています。
まとめ
以上が、希望の党公約まとめとなります。
希望の党は発足したばかりの新しい党です。
いうなれば全く実力が分からない、実力未知数の新人です。
新人がいくら「私ならできます!」と言っても、なかなか周りには信じてもらえませんよね。実績がない訳なので。
より具体的な数字を用いて、論理的に、説得力をもって訴えていかないと、有権者の心をつかむのは難しいのではないでしょうか。
やる気や情熱より欲しいのは、まずそういう所だと思います。
自民党が強い基盤(支持)をもって臨む今回の選挙なので、それに対抗すべく強い野党として存在感を発揮して欲しいです。
今日10月10日は選挙の公示日となり、いよいよ選挙戦が本格的に始まります。
どんな選挙になるか楽しみです。
ではでは。
過去記事です。
自民党の公約まとめです。
衆議院について、基本をおさらいしましょう。