オススメ著書紹介! 村上春樹著〜世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド〜
おはようございます、JOYです!
最近読んだ本の中からオススメ著書を紹介いたします。
村上春樹著 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」です。
この本は学生の時に1回読んでいて、当時面白さに衝撃を受けました。
それから10年くらい経ち、あの面白さは今読んでも面白いのか?
と思って、久々に読んでみました。
結論から言うと、とても面白かった。
人の感性って時間が経ってもあまり変わらないんですね。
以前にもお伝えしましたが、私は文才のかけらも無いので、本の論評っぽいことは書けません。
よって簡単ですが、私が感じたことを少しだけ書きます。
感想
この本のジャンルはまさに「村上春樹」です。
村上春樹さんの本を読んだことのある人なら分かるであろう、あのリアルファンタジーな感じです。
その「リアル」と「ファンタジー」の配分が絶妙なので、この本はとても面白いのだと感じます。
現実と夢(脳内の意識)の2つの世界が交互に語られていくんですが、私はとくに夢の中の世界が好きです。
夢の中の世界を簡単に言うと、
壁に囲まれた世界、
そこからは出ることができない、
そこに住む人には心がない、
その世界には一角獣が住んでいる、
そんな世界にやってきた主人公は、「夢読み」の仕事に就く。
もうこれだけで面白くないですか?
どんな想像力してたら、こんな話が思い付くのか不思議でなりません。
村上春樹おそるべし。
ダメな所が全く無かったかというと、そうでもありません。
下巻の前半部分で、博士が研究の説明をする場面があるのですが、かなりぶっ飛んだ話が長く続きます。
私はちょっと間延びしてしまいました。
でも、それくらいですかね。
この本の後に村上春樹さんの本は何冊も読みましたが、やはりこの「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」が私は1番好きです。
こういった本をたくさん読むことで、自分の想像力も鍛えられるんだろうなぁと思います。
日常を一時忘れて、想像力をグラグラ揺さぶられたい人にオススメしたい一冊です。
ぜひ読んで、感想を教えて下さいね!
「騎士団長殺し」まだ読んでないや。。。
ではでは。
以前紹介した本の記事です。